子供の肌が乾燥してぶつぶつが出てきたりカサカサになっている、なんてことありませんか?子供肌はとても乾燥しやすく敏感です。子供の肌がぶつぶつカサカサでとてもかゆそう…。
治してあげたくて病院を受診したら、ステロイド軟膏を処方されることも。
薬を使用するのまだちょっと待って!
アトピーの次男を持つ私からすると、乾燥する時期だけぶつぶつカサカサする肌は乾燥肌です!ステロイド軟膏は悪ではありませんが、アトピーじゃない限りあまり使ってほしくないと考えています。
今回は、子供の乾燥肌のぶつぶつカサカサへの対策とボディソープって本当に必要なのか?を説明していきます。
子供の肌はデリケートで乾燥しやすい
子供の肌は、中学生くらいまでは大人の肌よりもデリケートなので乾燥しやすいです。大人に比べて皮膚が薄いため外から受ける刺激にとても弱いです。
さらに、子供の頃は皮膚を乾燥や刺激から守るために分泌される皮脂の皮脂線の発達が未熟です。
その皮脂線は中学生くらいにならないと大人同様の働きをしてくれません。そのため、中学生くらいまでの子供の肌は乾燥しやすいと考えておきましょう。
子供の乾燥肌にボディソープって必要?
子供の肌は、常に清潔を保つためにボディソープで念入りに洗わなければいけないと思っている方も多くいるかと思います。しかし、それが逆に乾燥を引き起こしている可能性があります。
ボディソープは子供用のものであっても、子供の肌にはよくない成分が入っていることがあります。とくに敏感な子供の肌に刺激を与えてしまう成分が、合成界面活性剤、香料、防腐剤です。
無添加と書いてあるボディソープでも裏の成分表を確認する必要があります。しかし、実際はボーディソープを汚れの多い部分以外使わないことが一番効果的です。
どうしても使うなら無添加石鹸
石鹸を使わずにお湯だけで洗ってあげるのが一番理想ですが、「どうしてもお湯だけでは嫌だ。石鹸を使いたい」という場合には無添加石鹸を使用しましょう。
無添加の石鹸は、余計な成分が入っておらず低刺激です。石鹸といっても無添加ではないものもあるので、石鹸の成分の確認は行ってください。
石鹸を使用すると100円ほどで購入できるので、とてもリーズナブルです。
シャボン玉 無添加石鹸
値段 | 300〜400円 |
成分 | 石鹸素地 |
おすすめの無添加石鹸です。成分は石鹸素地のみで子供敏感な肌にも安心です。洗い上がりもさっぱりで、長い間人気のある石鹸です。
子供の乾燥肌!ぶつぶつカサカサへの2つの対策
子供の肌の乾燥からくるぶつぶつやカサカサは自宅で対策を取ることができます。なるべく薬を使わずにまず今から紹介する方法を試してみてください!それでたいていの子供の肌は改善に向かいます。
対策1. お湯または石鹸で優しく洗う
子供の肌は敏感なので、低刺激なもので優しく洗ってあげることが大切です。お尻や脇、髪の毛などの汚れが多いところにだけ石鹸を使用し、その他の乾燥しやすいところはお湯で洗ってあげましょう。
ゴシゴシ洗わない
お湯で洗い流す時にガーゼやタオルを使う方も多いかもしれませんが、ガーゼやタオルで洗うことで刺激を与えている可能性もあります。
手で洗うだけでも十分汚れは落ちます。優しく洗ってあげましょう。石鹸を使う場合も、手で洗うか、泡立てネットなどで泡立てて優しく洗ってあげるといいでしょう。
石鹸はたまにの使用で十分
子供は汗っかきだから毎日石鹸を使用しなければいけないということはありません。お湯ですすぐだけでも十分汚れは落ちますし、体臭が気になる時だけ石鹸を使用すればいいとされています。
乾燥が気になる子供には、3〜4日に一回石鹸を使用や、一週間に一回でも十分と話す医師は多くいます。
生後3ヶ月頃の頭のうろこのようなカサブタが気になる方は「赤ちゃんの頭皮がカサカサに!カサブタの原因とその対処法」をご覧ください。
対策2. 保湿を念入りに!
体の洗い方も大切ですが、保湿も乾燥肌の子供にとってとても大切です。お風呂から上がると急激に肌が乾燥していきます。
お風呂上がりには必ず保湿をしてあげましょう。朝起きてから肌が乾燥しているようなら朝も保湿をしてあげて下さい。
保湿をする際には、子供の肌に刺激を与えないように低刺激の保湿剤を使うように心がけてください。ワセリンやアロベビーのミルクローションなどがおすすめです。
ヴァセリン(大)
値段 | 500円〜 |
成分 | ワセリン(無香料・無着色・防腐剤無添加) |
体全体にたっぷり保湿してあげたいときにおすすめなのが、この特大ヴァセリン。成分も100%ピュアなワセリンです!子供の敏感な肌に刺激の与える成分は含まれていないのでおすすめです。
子供の乾燥肌はママが対策してあげて
子供の乾燥肌によるぶつぶつカサカサには、体の洗い方や保湿などで対策することができます。小児科を受診しても、ステロイド軟膏を処方されて「これ塗っておいてください」とだけ言われることもあります。
薬を塗らなくても治せるものは、なるべくママやパパの対策で治してあげたいですよね。子供の乾燥肌で悩んでいる方は是非試してみてくださいね。