みなさんこんにちは、みうです。(@maruco_blog)
突然ですが、お子さんは絵本が好きですか?子どもに本を読ませると賢い子に育つとか情操教育によい、などというのは広く知られていますね。
世の中の多くのお母さんは、わが子になるべく、本を好きな子になってほしい、本をたくさん読んでほしい、と思っているのではないでしょうか。
今回は、子どもが本好きに育つ環境づくりの2つのポイントを紹介します。
本の読み聞かせは親子のふれあい

かくいう私も、わが子にはできるだけ本好きな子どもになってほしいと思い、幼い頃から本に慣れ親しむために読み聞かせをしようとしてきました。
小さな子どもにとって、初めての本にふれるのはたいてい、お母さんによる読み聞かせではないでしょうか。
母親の声での読み聞かせは、親子の大切なふれあいにもなり、温かくかけがえのない時間です。
小さい子の読み聞かせは大変!
熱心なお母さんですと、
などと目標を設定してお子さんに本を読んであげたりしているかもしれませんね。私も息子が1・2歳の頃、読み聞かせをしようと思い、何度か試したことがありました。
しかし、その当時の息子は、動き回って遊ぶ方が楽しく、少しもじっとしていてくれないので、とても読み聞かせができる状態ではありませんでした。
それでも幾度かチャレンジしてみましたが、活発なわが子はおとなしく静かに聞くことができるタイプではなかったため、結局断念せざるを得ませんでした。
まだ時期が早かったのかもしれませんが、その後は私も読み聞かせに一生懸命になることもなく、夜寝かしつけの際に本を読むこともありませんでした。
子どもが読み聞かせを聞くようになった

私が息子に本を読まなくなってから、数年。
息子は今、幼稚園の年中ですが、とても本が好きな子どもになりました。今は『かいけつゾロリ』にハマっています。
幼稚園入園前の幼い頃には読み聞かせをしませんでしたが、今では私が本を読んで聞かせると真剣に聞いています。
子どもが本好きになる環境づくり〜2つのポイント〜

さて、まったく読み聞かせをしてこなかったわが子が本好きになった理由ですが、考えられることが2つあります。
ポイント1.子どもの手の届くところにたくさん本があった
うちは、子どもが幼い頃からリビングに子ども用の本棚を置き、何冊かの本を子どもの手の届くところに置いていました。
子どもが読むことはしなくても、時々本を買ってはそこに入れていたのです。
ポイント2.子どものそばで私自身が読書していた
私は昔から本が好きで、よく読書をしていました。ですから、子どもがおとなしく遊んでいるときは子どものそばで本を読んでいました。
2つのポイントからわかったこと

上記2つがどういうことかというと、子どもの身近に本のある環境がよいのではないか、ということです。
小さな子どもにとって、絵本というのはただ単に文字が書いてあるだけのものではなく、初めは絵に興味を惹かれるものですよね。
優しい色合いの絵が描かれていたり、カラフルで目を引くものであったり、子どもの絵本の絵には、その本の世界観が描かれています。
そういう絵本を、最初はただ見るだけでもよいのではないでしょうか。そのうち、気になったものは子ども自身が手に取ったり、意味はわからなくても眺めたりするようになります。
子どもが自然と本に興味を持つようになる

母親がすぐ近くで本を読んでいたら、好奇心旺盛な子どもは、何をしているんだろう?おもしろいのかな?と気になりますよね。
母親が楽しそうにしていたら、自分も同じように真似してみたりする子もいるかもしれません。
- すぐ手に取れる場所にいくつかの本があること
- 母親自身が楽しそうに本を読むこと
だと思います。
私は特別意識して上記のことをしていたわけではないですが、読み聞かせをしていなかった息子でも、いつの間にか本好きな子どもになっていました。
勿論、幼稚園の先生に読み聞かせをしてもらったり、紙芝居を読んでもらって興味を持ったというのもあると思います。
子どもが本好きになるために工夫したこと
子どもに本好きになってもらうために、自分で工夫したこともあります。
子どもの本棚
子どもの本棚では、私が少し工夫したこともあります。
本を並べるとき、大人の本棚のように背表紙が見える状態でずらりと並べるのではなく、できるだけ絵本の表紙が見えるように置いたことです。
表紙が見えるように並べたいので、本棚もそういうタイプのものを選びました。表紙が見えると、子どもも手に取って選びやすいですし、小さい子は、表紙の絵を眺めるだけでも楽しいでしょう。
定期的に本を入れ替える
目立つところに置く本を定期的に入れ替えると変化があってよいですね。
個人差はありますので一概には言えませんが、本好きな子に育ってほしい方は、簡単な環境づくりから始めるのもよいかもしれません。
おもしろそうな本が身近にあれば、子どもも自然と手に取ると思います。お子さんと一緒に図書館や本屋さんに行き、それぞれ気に入った絵本を借りたり、買ったりしてみるのもおもしろいですね。
子どもが本好きになるような一冊を探してあげよう!
うちの子は、3・4歳の頃は、『おへそのあな』(長谷川義史)という本が好きでよく朗読していました。
お母さんのおなかの中にいる、まだ生まれる前の赤ちゃんが、お母さんのおへそのあなから外の世界を見ている、というかわいらしいお話です。
私は、いもとようこさんが絵を描いている絵本が優しいタッチでかわいくて好きです。子どもの想像力を豊かにしてくれる絵本、ぜひ、素敵な一冊を見つけてみてくださいね。


好奇心旺盛で元気すぎる5歳の男の子を育てています。
私自身はマイペースな性格ですが、子供も母親も毎日楽しく過ごせるよう、家事育児で色々な工夫をするようにしています。