こんにちは、まるこです。(@maruco_blog)
自分の子供に吐き癖があるからと不安を抱えていませんか?
うちの次男は産まれて間もない頃から吐き癖があります。赤ちゃんの頃からミルクをマーライオンのように吐くことは日常茶飯事でした。
3歳の今でも、すぐ喉に詰まらせて食べ物を吐いてしまいます。
今回は子供の吐き癖の原因と対処法、いつになったら治るのかを紹介していきます。
パッと読める目次
子供が吐く原因って?

元々子供は喉が敏感で吐きやすいです。食べ物を食べすぎて吐いてしまったり、咳をし過ぎて吐いてしまったりすることもよくあります。
子供が吐く原因は主にどういうものがあるのでしょうか?
心因性嘔吐
病気や身体に異常があるわけではないのに、その場の状況や社会的なストレスが原因で嘔吐してしまうことです。
この心因性嘔吐は子供の心にストレスがかかるような場所や状況の時に吐いてしまう症状で、
保育園や、緊張状態、嫌いなものを目にした時などに起こります。心理的なストレスが嘔吐中枢を刺激してしまい、嘔吐してしまいます。
自家中毒(周期性嘔吐症)
身体に異常のない子供が、数日嘔吐を繰り返し、ケロッと元気になることを繰り返す症状です。
急に顔色が悪くなり、腹痛や頭痛なども同時に感じる場合があります。
尿検査で、ケトン体が多く見られると自家中毒と診断されます。自律神経が成長していないことによって交感神経が優位になり、自家中毒特有の症状が現れます。
感染症による嘔吐
主に嘔吐する理由として多いのが、感染症による嘔吐です。
嘔吐と共に下痢になったり熱を出したりするため、感染症による嘔吐だと判断することができます。
嘔吐の他に熱や下痢を伴う場合はインフルエンザや胃腸炎などの感染症にかかっている可能性があります。すぐに小児科を受診しましょう。
子供の吐き癖いつ治るの?

嘔吐の原因は分かっても、いつまで続くのだろうと不安になることがありますよね。
子供の吐き癖は、遅くても小学校高学年までに収まる子供が多いようです。
今はまだ治らないかもしれませんが、子供の成長とともに徐々になくなってきます。長い目で見て、ママは子供を見守ってあげましょう。
吐き癖の対処法(処理編)
原因がわかっていても吐いてしまうと、処理が大変です。対処方法をしっておくと、後処理が楽になったり、感染を防ぐことにも繋がります。
吐き癖の対処法(処理編)を紹介していきます。
吐く用の袋を準備しておく
直接吐けるような袋を準備しておきましょう。
- 袋を2枚重ねにする
- 中に新聞紙を敷く
新聞紙で匂いを軽減し、袋からこぼれてしまうことを防ぎます。
オムツを二枚重ねにする
インフルとか胃腸炎とか
子供が吐く時にはオムツ2枚合わせると
後処理が楽なんだって!朝からこの情報は嬉しい😆‼️
— まるこ🍼育児ブログ公式 (@maruco_blog) 2019年1月17日
オムツをクロスに重ねて足を通す穴がみえないようにします。そしてゴムの部分を折り曲げてそこに吐かせます。
オムツがきちんと吐いたものを吸収してくれ、処理も簡単です!
吐き癖の対処法(予防編)
続いて吐き癖の対処法(予防編)を紹介していきます。
小さい子の食べ物を喉に詰まらせることで吐いてしまう場合や、大きものを噛まずに飲み込んでしまう子供に対しての対処法です。
よく噛んで食べさせる
子供が食べ物を喉に詰まらせて吐いてしまう場合は、よく噛んで食べることを教えていきましょう。
年齢が小さいとすぐ覚えることは難しいですが、歌や楽しい気分にさせてあげて覚えるまで根気強く教えていくと覚えてくれます。
ゆっくり食べさせる
子供は食べるのが早い事で、喉につまりやすくなり吐き癖がついてしまっている可能性もあります。
ゆっくり食べるんだよと教えていきましょう。
うちの3歳の次男は、これを普段から言い聞かすことで少しはマシにすることができています。
食べ物を小さめにして出す
噛むのが下手で飲み込むのも下手な子は、食べ物を小さく切ってあげましょう。
年齢が大きくても、食べるのが上手じゃない子もいます。そんな子には、小さく切って出してあげることをおすすめします。
吐く時の対処法(感染症編)

感染症の場合は、吐き癖とは違いますが、吐いてしまうことには変わりありません。
数日続けて吐くこともあるので、周りへの感染を予防することが必要です。
吐く時の対処法(感染症編)を紹介します。
感染症の場合はこまめに消毒
子供が感染症によって何度も吐いてしまう場合は、消毒をこまめに行いましょう。
子供が感染症で辛い時いちいち手を洗いに行くのは大変です。
そんな時は手ピカジェルを用意するのがおすすめです。
ママも何か作業をする度に手を洗うようにしましょう。
床に吐いてしまった時や、他の場所を吐いて汚してしまった時には、キッチン用消毒スプレーがおすすめ!
食器にかかっても問題ないものです♪
我が家はクレベリンなども常に家に置いてあります♪
空間や物に付着している菌を除去してくれるものです。
つらくてぐずる子供の世話をしながら、自分も感染中という状況ほどつらいものはありません。
除菌対策は常にしておく方がいいでしょう。
吐き癖の適切な治療方法

吐き癖の適切な処置方法をそれぞれ紹介していきます。自分での判断が難しい場合はすぐに病院を受診して検査してもらいましょう。
心因性嘔吐の治療方法
心因性嘔吐は治る見通しがある症状です。症状があまりに激しい時は薬物療法や心理療法などで治療を行う場合もあります。
何か原因があり、いじめなどでストレスを感じていることがわかれば、そのストレスを改善し周りの環境を整えていく治療をしていきます。
自家中毒の治療方法
自家中毒の治療方法は、軽症の場合、飲み薬や座薬などで治療していきます。
食事をしばらく抜き少しずつ果汁などを与えて様子を見ます。それでも嘔吐する場合には、点滴などの処置も行われます。
少しずつうどんなどの炭水化物を与えて回復を待ちます。ほとんどの子供が10歳を過ぎると、脂肪の代謝が安定し自然に治ってきます。
子供が吐きすぎた時は病院へ!

対処法を知っていても、子供が何度も吐くことを繰り返すと、胃液で喉が傷ついてしまったり、胃の中が荒れてしまったりします。
様子を見て何度も吐く場合はすぐに病院へ連れて行きましょう。
子供は移動中も吐いてしまうこともあるので、すぐ吐けるように袋やオムツを二枚重ねしたものを持ち歩くようにするとママも安心です。
子供の吐き癖は体が成長するまで見守ろう!
感染症での嘔吐は数週間もすれば治るでしょう。しかし、心因性嘔吐や自家中毒などの症状は、すぐに治るわけではありません。
長い目で見て治療を進めて行きましょう。しかし、ほとんどの子供が10歳くらいになると自然と治ってくる症状です。
外でいじめなどにあっている場合はストレスを取り除いてあげることが先決です。そうでない場合は、ママもあまり考えすぎずに、子供の体の機能が成長するのを待ってあげましょうね。
▼スマホ育児って悪影響なの?
