我が家の子育て必需品の第1位を独走中なのがメルシーポット。今2歳の娘はすぐに鼻水が出てしまうタイプなので一年中大活躍しています。
購入して1年半経ち最初に比べてかなりコツを掴んで使えるようになりました。
値段も安くないので購入する踏ん切りがつかない方も多いと思います。
少しでも参考になればと思うので、私の経験に基づいてメルシーポットを使うコツやお手入れの方法をご紹介します。
パッと読める目次
メルシーポットの構造はこんなに単純!部品も紹介

メルシーポットは小さい子どもの鼻水を吸ってあげることができる鼻水吸引機です。
耳鼻科で使うものとほぼ同じ性能・威力を持っているメルシーポット。そのため扱いにくいのかな?と購入をためらっている人も多いと思います。
私も最初は値段が高いのに扱えなかったらどうしよう、と思っていました。でも実際は思っていたよりも構造が単純なので扱いも簡単です。
メルシーポットの構造と部品
- 吸引機本体

機械部分の本体ですが、重さはほとんど感じません。背面には指が差し込めるように凹みがあるので持ち運びもしやすいです。

さらに下には吸盤が付いています。使用時振動する本体が、その振動でずり落ちてこないようになっています。

- コンセント

本体から取り外し可能なACアダプター
- 吸引チューブ

チューブは長さをハサミで切って調節できます。長いかな?と思ったのですが、本体を近くに置くと子どもに蹴られてしまうので切らずに使っています。

チューブの先にノズルコネクター、その先にシリコンノズルをつけます。ノズルコネクターの少し手前にベビちゃんクリップをつけます。
説明書にもベビちゃんクリップがなくても指で押さえるだけで問題なく使用できると書いてあります。
- ボトル部分


一番部品が多いのがこの部分。パッキンは大きいのが1つと小さいのが2つ。排水管とフロート部分。フロート部分は細かく3つに分けることができます。
ノズルは2種類
- シリコンノズル
本体を買うと付属で2個ついてくるノズルです。シリコン製で鼻を傷める心配はありません。
鼻の穴が小さな赤ちゃんだとシリコンノズルは鼻の中には入りませんが、鼻の穴は密閉されるので、シリコンノズルでは吸えないということはありません。
2歳ちょうどの娘だとこのぐらいの大きさです!

- ボンジュールノズル
シリコンノズルと同様シリコン製。ノズルが長いので奥まで届きます。伸びている部分をつまんで圧力をかけて使用します。
ピンポイントで鼻水を吸うためにノズル部分を長くしたのがボンジュールノズルです。ネット購入の方は87%の方が本体購入時に同時購入されているそうです。
他の方のレビューなどは、赤ちゃんだとシリコンノズルは大きすぎるのでボンジュールノズルを買って良かったという意見が多くありました。
劣化・破損・紛失しても安心!部品はすべてバラ売りあり!
心配なのは部品が壊れたり無くなったりした場合ですよね。でもメルシーポットは取り外しのできる部品はネット上で追加購入することができます。
本体は壊れていないのに部品が壊れて使えないのは悔しいので、追加で購入できるのは本当に安心です。
私が追加購入したのはシリコンノズルのみです。
ノズルは毎回洗うたびに取り外ししているし、装着するときに少し負荷がかかってしまうので、購入後1年で穴が空いてしまいました。
赤ちゃん本舗やトイザラスで本体セットを購入することができますが、ノズルの単体で売っているところを見たことはありません。
店舗で注文することができるかもしれませんが、インターネット購入する場合は単価が安いものなので、追加注文時に送料がかかってしまいます。
インターネットからの購入でしたら始めから多めに注文してもいいかもしれません。インターネット上では2個1セットとして販売されています。
メルシーポットで上手に鼻水を吸うコツ

(↑メルシーポットが好きすぎて自分で入れたがります。※電源は入っていません)
メルシーポットで鼻水を吸うことを、息子は始めから嫌がりませんでしたが娘は音を聞くだけで逃げていました。
でも最近はまったく逃げることがなくなったのです。娘がメルシーポットの爽快感に気がついたこともありますが、私がコツを掴んだのも大きいのかな、と思っています。
説明書で書かれている吸うコツ
まずは説明書に書いてある鼻水を吸うコツをご紹介します。
小鼻を引っ張って鼻の穴を広げ、シリコンノズルと顔が90度になるように差し込み3.4秒ごとに何回かに分けて行います。
小鼻の上に鼻水ポイントがあるので、鼻水ポイントを狙ってシリコンノズルを向けます
お風呂上がり、温かいものを食べた直後など鼻腔が温まり湿ったタイミングだと吸引しやすくなります。
実際に使ってみたコツ
説明書に書かれているコツに付け加えるとしたら「吸えないな」と思ったときは吸いながら左右上下に動かすこと。
吸えないと思っていても少し位置を変えるだけでココ!というポイントに当てることができます。
また子ども嫌がる場合、足が本体やチューブに当たって本体が倒れてしまうことがあります。横抱きにして吸うときは大人の足で子どもの足を挟んでおくと良いでしょう。
ベビちゃんクリップや手でチューブを押さえて圧力をあげるのもとても効果的です。そのときは慌てずにしっかりと空気を止めてください。
空気を止める時間が短すぎるとあまり効果がありません。
大人が使うときのコツ
以前の記事では大人の方の使用は、鼻の穴がノズルよりも大きく圧力がかからずあまり吸えない、とご紹介しました。
今回再度試してみたらなんと!私の鼻でもスッキリ鼻水を取ることができました。以前使用した時より思い切りが良くなったからかもしれません。
使い方は子どもと全く一緒です。ただ鼻水がどれだけ吸えているのか見えないので、どの位置が鼻水ポイントなのか分かりづらいです。
鼻水ポイントを見つけるには音を聞くことが大切です。ジュルジュルっと一際大きな音がすればそこが鼻水ポイントなので重点的に吸いましょう。
子どもも同様ですが、鼻をかみすぎると鼻が赤くなったり、鼻の粘膜が腫れたりと二次被害があります。メルシーポットを使うことでそんな悩みから解放されました。
メルシーポットはお手入れも簡単!

機械だとお手入れが大変そうだという印象があります。確かにとっても簡単!というわけではなく、多少手間はかかります。
しかしお手入れにすごく時間がかかるのかと言えばそうではなく、慣れてこれば一瞬で片付けをすることができるようになります。
使用中のお手入れ
感染などのリスクもあるので全体を毎回しっかり洗うことが一番良いとは思います。
ですが鼻水が続いているときは一日に何回も使うことになるので、毎回しっかり洗えてないのが現状です。
私は鼻水を一回吸い終わったら、ボトルに溜まった水と鼻水を流して中性洗剤で洗い、ボトルにつけっぱなしのチューブに水を通しておきます。
さらにボトル部分とノズルの部分はクレベリンのスプレータイプのものをかけて乾かします。
すぐに使用する予定がある場合はこれだけです。チューブ部分はタオル掛け部分に引っ掛けておくと水が下に落ちて乾きやすいですよ。
▼クレベリンスプレーは空間のウイルス除菌もできるのでひとつあると便利です!
使い終わったときのお手入れ
もう鼻水が出なくなりメルシーポットの出番がなくなったときは、すべての部品を分解し中性洗剤で洗います。
チューブ部分にも中性洗剤を流して指で軽くもんで洗っています。最後にすべてにクレベリンをかけてしっかり乾いたら収納します。
すべての部品を分解するといっても、先でもご紹介したように部品自体それほど多くないので時間はあまりかかりません。
お手入れの注意点
パッキンはしっかり戻さないと吸引力が落ちてしまうので注意しましょう。
そして今回初めて知ったのですが、フロート部分に水分を含んでいるとフロートが上にあがり上部を塞いでしまうそうです。
上部を塞ぐと吸引力が落ちるため、しっかり乾燥させてから使用するようにとインターネット上に書かれていました。

初めに入っていた箱はダンボールなので、水を使うメルシーポットを入れて置くのに抵抗がありました。
また使用頻度も多くて出し入れが面倒になってしまうので、私は別のケースに入れて収納しています。
意外と高さのあるメルシーポットは小さい収納だと蓋が閉まらないものもあり、コレ!という収納はまだ見つかっていません。
今は100円均一で買った収納に入れていますが、上手く入れないと蓋が閉まらなくなってしまいます。

けれど汚れたら丸洗いできるし、持ち手もあり持ち運びも便利なので十分使いやすくなりました。
使い方もお手入れも簡単!一回買えば長く使えます。

使い方は思っていた以上に簡単なのに効果は絶大です。さらにお手入れもそれほど難しくないので、出すのが面倒で使わなくなってしまった、という心配もありません。
値段は高いですが、子どもが鼻水で苦しんでいる時にいつでも吸ってあげられるというのはお金以上に価値があります。
そして1台買ってしまえば子どもが大きくなるまで長く使うことができるので決してコスパは悪くないと思います。
子どものつらい鼻水をメルシーポットで解決してあげましょう!

