こんにちはまるこです。(@maruco_blog)
チャイルドシートに子供を乗せる時、肩ベルトを外してしまったり、子供が脱出してしまったりしませんか?
そんな時は子供の乗せ方や、ベルトの調節方法が間違っていることがあります。
それでは子供の安全が保障されなくなってしまいます。今回はチャイルドシートの乗せ方と肩ベルトの調節方法を説明していきます。
パッと読める目次
チャイルドシートはなぜ肩ベルトなの?

チャイルドシートはなぜ肩ベルトなの?と疑問に感じたことがありませんか?
シートベルトみたいな形でもよかったんじゃない?と思うかもしれません。
しかし肩ベルトには子供を守るためにはとても重要なのです。
シートベルトの場合

シートベルトの場合は、片方の肩と腰の3点で衝撃から体を守ります。大人の体はある程度丈夫なため、3点でも十分衝撃から体を守れます。
チャイルドシートの場合

チャイルドシートの場合は両方の肩と両方の腰の4点で体を衝撃から守ります。子供の体はまだ未熟なので、大人のように3点では衝撃が来た時に体が耐えきれず、骨や内臓などに衝撃が伝わってしまう可能性があるのです。
4点で支えることによって、4ヶ所から衝撃を逃し、子供への衝撃を最小限にします。
そのため、肩ベルトがずれていたり、外れていたりすると、衝撃を逃がすことができず、子供の体に衝撃が伝わってしまいとても危険です。
肩ベルトの調節方法は?
肩ベルトをテキトーに調節していませんか?ベルトの調節方法もよくわからないし、そのままでいいや〜とママ達の心の声が聞こえてきます(笑)
肩ベルトの調節方法はとっても簡単!ほとんどのチャイルドシートはワンタッチでできます。ゆるいかな?と感じる人はすぐ確認してみてくださいね!

上の写真はダメな例。腕が肩ベルトの中に入ってしまっています。これではゆるいということになります。
まず肩ベルトの位置・高さ調節

肩ベルトの高さは、チャイルドシートが後ろ向きか、前向きかによって変わります。前向きの場合は、肩の高さと同じか肩より高い位置です。
後ろ向きの場合は、肩より低い位置に調節します。

引用:TAKATA
前向きの場合はなぜ、肩と同じか肩より上にしなければいけないかというと、もし衝撃を受けた場合、肩に向かって衝撃がかかるからです。

子供の肩より下の位置から肩ベルトが出ていると、衝撃時に体が下に押され、下に抑えつけられてしまうのです。
それによって肩に負担がかかってしまい、肩の骨を骨折してしまう可能性が出てきてしまいます。
前向きの場合は必ず肩より同じか、肩より上の位置から出るように調節してください。
肩ベルトの長さ調節
お持ちのチャイルドシートによって肩ベルトの調節方法は違うこともあります。一度説明書を読んで確認してみてください。
ほとんどのチャイルドシートでは、肩ベルトの変更はワンタッチで行えます。

この紐が肩ベルトにつながっている紐です。この紐をたどっていくと、肩ベルトのストッパーが出てきます。

このストッパー部分を引っ張りながら、下に伸びている紐を引っ張るだけで、肩ベルトを締めることができます。とても簡単なのでやってみてくださいね!
逆に緩めたい時は、ストッパー部分を引っ張りながら、下に伸びている紐ではなく、肩ベルトを引っ張れば、すぐ緩めることができますよ♪
子供の鎖骨と肩ベルトの間に指1本入る程度までしめてください。

引用:TAKATA
冬厚着をさせてチャイルドシートに乗せる時と、夏薄着の時に乗せる時では、ベルトの長さが変わります。
夏と冬で、毎回調節し直してくださいね!
肩ベルトをしたいけど子供が泣く時は?
チャイルドシートと肩ベルトの大切さはわかったけど、子供がシートベルト本当に嫌がるんですよね…って方もいます。チャイルドシートに乗せると泣くお子さんは本当に多いと思います。
しかし、泣くからといって、それを聞いていては、チャイルドシートに座ってくれなくなってしまいます。
チャイルドシートに乗せている時は、泣こうが喚こうが、絶対に降ろさないことが大切です。それを繰り返すことによって「チャイルドシートに乗っていないといけないんだ」と子供自身が気付きます。
子供を泣きやませることと、子供の命を守ること、どちらが大切かは一目瞭然です。
肩ベルトはいちいち確認してみて!
チャイルドシート同様、肩ベルトの調節も子供の命を守るためには、とても大切なことです。
今まで緩かったな、腕を肩ベルトに通通していなかったなと心辺りのある方は、もう一度確認してみてくださいね!
そして、着る服によって調節をし直す必要があります。子供が大きくなるまで、続けてあげてください。
